世の中には色んな性的指向の人がいますよね。
有名なところだとLGBTですが、それ以外にもたくさんあって、きっと名前がついていない性的指向もあるのではないかと思っています。
今あるものをすべて把握してあるわけではないので的外れなことを言っているかもしれませんが、アセクシュアルとかエイセクシュアルとか呼ばれるセクシャルマイノリティは結構共感するところがあるんですよね。
このブログ内でも何回か言っているのですが、私は恋愛感情というものにイマイチピンときていないところがあります。
高校生くらいの時から明確に考え始めました。みんなが言う好きってなんなのだろうと…
私が大学生くらいの時までは(そんな前じゃないのですが)まだLGBTsという言葉が世の中にあまり浸透しておらず、MeToo運動に端を発する女性解放運動のようなものも起こっていなかったし、たった10年前だけれど今よりももっと「男性」「女性」の役割が明確に別れていた時代でした。
だから、恋愛感情が理解できていないらしい自分は異常なのだと苦しみました。
周りも彼氏がいる子が多いし男の子と付き合うのが「普通」なんだろうなと思っていたので、告白されたら付き合うのですが、正直言ってキスをしたいとか思ったことはありません。拒みもしないしイヤなわけではないのでしますが。
エイセクシュアルの人々は恋愛感情も抱かなければセックスもしないという定義を見たので、完全に当てはまるわけではないのですが、近いところがあると思いました。私は多分、他人に恋愛感情を抱いたことが無いと思います。他の人のいう恋愛感情が何なのかは分からないので、断言できないけれども。
ただ、友達も含めて愛情とか嫉妬心みたいなものはあって、蔑ろにされているとか仲の良い友達が自分より他の人とより仲がいいと知ると嫌な気持ちになります。彼氏も同様です。他の女性の方が自分より仲がいいとか何か他のものを優先していると執着心みたいなものがわいてきます。
それが恋愛感情ゆえかと言われると自信がないのだけれども、彼らが好きだからということには変わりないんです。ただ、それが異性や同性にしか抱かない感情なのかというと、分からないのです。
キスなどを求めてくるのは男性だけなので男性としかしたことがありませんが、好きな女性なら求められたら出来ると思います。でも、それが能動的な感情かというと、そうでもない。
ずっとこの感じなんなんだろうなと思ってきましたが、もしかしたら探せば同じ気持ちになったことがある人がいて、私の性的指向にも名前がついているのかもしれないと最近ふと思いました。
誰もが自分は性的に異常だと苦しまなくていい世界がやってくるといいな。