ひとりごと

アラサーOLが、考えたこと、見たもの、食べたものなどを淡々と綴るつまらない日記です

お金はどれだけ持ってるかよりもどう使うかだと思う

前澤社長が自分に合う女性を見つけようと募集を始めたそうで。

 

正直、この人ZOZOの社長の時嫌いでした。

多分本人はかなり本気で言ってるのだと思うのだけど、明らかに自己愛が一番強い人が、社員は家族とか言ってるのが寒いなーって思ってました。

もちろん、すごい経営者だということは分かっているし、自分を愛せない人は他人も愛せないのは確かにそうなんですけどね。

広報の戦略とはいえ、お年玉とやらを撒いてそれに群がる日本人を見るのも気持ち悪かった。

それは今もそうなんですけど、あの気持ち悪さって何者なんでしょうね。与える方も群がる方も卑しく見えるんですよね。

 

でも、台風被害を受けた故郷にドーンと寄付したり、交際相手を公募で見つけて一緒に月に行こうとしたりしてるのを見て、割とこの人好きかもしれないと思った。

 

私が知る限り、お金持ちほどお金にがめついんです。

いいもの食べたりいい家買ったりっていう、自分の生活が直接的に豊かになることや地位を周りに示せることにはお金を使えるけど、無駄なことにはお金を使いたくないっていう意識が人一倍高い。

そして、お金そのものに執着している。投資でお金を増やすことや多くお金を稼ぐことには傾倒するけど、反面ありきたりなことにしか使えない、あるいは貯蓄が趣味。

 

そういう生き方を否定はしないし、お金は大事だし、リスク認識は大事です。

でも、人より多くお金を持っていてもやってることは普通の人間よりちょっとスケールを大きくしただけって、お金持ってる意味あるのかなあって思っちゃうんですよね。

お金を持ってなくても出来ることを、お金を持っている人がやるのって、なんだか違和感があるというか…

もちろん彼らの自由ではあるけれども、お金を持っている人は持っている人なりの役割があるんじゃないのって思うんですよ。

 

そういう意味で、前澤サンは面白いお金の使い方ができる人。

こういう風にお金を使うとこうなる!って、意外とモデルがありません。

稼ぎ方だの増やし方だのは世の中に沢山出回っていますが、使い方はあんまり聞いたことがない。(あっても自己投資とかね、結局増やすことを最終目的にしている)

 

たぶん、この人にとって、お金は自分がやってみたいことや興味があることを実現する手段でしかないんだと思います。お金そのものに執着がない。

すごい経営者だからなんだろうな。使ってもまた稼げばいいから、どんどん使える。

 

こういう人が世の中にひとりいるだけでとても面白いじゃないですか。

だから、前澤サンのことが少し好きになりました。

 

まあ、私が好きだろうが嫌いだろうが彼には全く関係ないんですけどね!