ひとりごと

アラサーOLが、考えたこと、見たもの、食べたものなどを淡々と綴るつまらない日記です

相手の大変さは見積もれない

夫の扶養からぬけだしたいっていう漫画、ちょこちょこネット広告で出てくるからチラチラ見るんだけど、

これだけ読んでる人が多いってことは共感したり興味を持っている人が多いということなんだろうな〜。

 

簡単に要約すると、

専業主婦である主人公が子育てのワンオペがきついとサラリーマンの夫に訴えたところ、夫はお前が怠けているからだと取り合わず、

理解も協力も得られないことがどうにも我慢ならんので妊娠を機に諦めた仕事を再び始めるって話なんですが。

 

こういう話見るたびに思うのはさ、

まず相手の大変さを自分の尺度や経験で勝手に見積もって見下す奴はろくな人間じゃないし、

内容はなんであれ、パートナーが真剣に訴えてることを真剣に取り合わない奴はパートナーとしてふさわしくないよ。

 

その人の立場はその人にしか分からないわけで、全く同じ状況って基本的に存在しないんだよね。しかも、ストレス耐性や向き不向きも人によって違うわけで。

 

そういう違う状況に対して、自分はこうだったけど上手く出来た(だからあなたは頑張りが足りないだけ)とか、自分は違う立場だけどあなたより大変な立場にいる(だからあなたは甘えているだけ)って何のアドバイスにもならないし、むしろ相談を受けている方がマウントを取って優位に立ちたい、あるいは自分のやることが増えないように立ち回りたいだけなのでは、と思う。

 

もちろん、相談したら全部が全部相談した側(ここでいう妻側)の思い通りになるべきだとは思わない。夫には夫の事情があり、それは考慮されるべきだと思う。

そういう意味で、自分だけが被害者だと思っている妻もまた同類なんだと思う。

 

ただ、こういうトラブルでありがちなのは、相手の大変さを勝手に見積もり、勝手に見下し、真剣に取り合っていないということ。

つまり、問題の具体的な改善策が出るか否か以前の問題だと思うんだよね。

 

相手が大変だから手伝ってほしいというなら、自分が簡単に出来ることならやる。

自分も忙しいなら、具体的にどれくらい忙しく切羽詰まっているのかお互い提示して、どこまで譲歩できるのか模索する。

それが理想の形だよね。

 

 

これって仕事でも恋人や家族関係でも何でも同じだと思う。

 

つまり、思いやりってやつなんだろうな〜。