最近知りたいなと思っていることのひとつが、
日本人は何を以て"日本人"を定義しているのかなということです。
どうやって日本人という自我を保っているのか、と言い換えることもできるかな。
きっかけは、日本人と外国人のハーフ(ダブル、ミックス)の選手の活躍が各スポーツ界で目立つ昨今、「日本人初の◯◯」というニュースの見出しに噛み付いたり、違和感を唱える人がSNSにたくさんいるんだなと気付いたこと。
彼らの主張を見てみると、
「日本人の血のおかげでなしえたことではないのに、日本人初というのは恥ずかしい」
「日本人と言われるとなんだか違和感がある」
というような意見が多かった。
一つ先に言っておくと、国籍が日本だったら紛れもなく日本人ですし、ハーフ(ダブル、ミックス)のアイデンティティについて論じるつもりは全くありません。
超個人的な意見を言えば、仮に自分がハーフだったとして、片方の国の人に「〇〇人じゃないよね」って言われたら傷つくし、ハタから見てそういう意見を言う人は差別的かつ差別的な自覚がない人だなと思います。
ただ、こういう意見を見て、そもそも人によって「自分は◯◯人だ」という自意識の境界線はバラバラなのではないか?とふと思いました。
その自意識の境界線から外に出ている人に対して、自分と同じ"日本人"というカテゴリ分けをされると違和感があると言っているんじゃないかなと。
そうなった時に気になるのが、自意識の境界線がどこにあるのか、その境界線はどうやって作られたのか、ということなんですよね。
とりあえず、私が思いつく限りで境界線になりそうなものを挙げてみました。