ひとりごと

アラサーOLが、考えたこと、見たもの、食べたものなどを淡々と綴るつまらない日記です

普通の人間が自力で自由になれる確率を上げる手段が勉強だと思う

一般的な話ですが、実体験も交えつつ書いとこうと思います。

 

どこまで自覚できていたかは記憶が定かではないのですが、子ども独特の全能感は中学生の時には薄まってきていて、中3ともなると大体自分がどんな人間か薄ぼんやりと見えていた気がします。

要は、自分はそんなに大した人間じゃないって、多分どこかで分かってたんですよね。

飛び抜けて頭がいいわけでもないし、運動で食っていけるような身体でもなく、美術的な素養があるわけでもない。特別な才能は無いんだと。

そういう抜きん出た才能が無い人間が、自力で、それなりにやりたいことやって生きるには、勉強が一番手っ取り早い。

はっきり言って勉強なんか大して頭が良くなくても出来ます。論理的に考える力というのは訓練によって身に付けられるし、日本の入試は暗記が主たる攻略法ですから、特別な才能が必要ないのです。

 

そして、そんな大した才能が無くても出来る勉強は、社会での評価がものすごく高いんです。学歴社会なのはみなさんご存知の通りで、勉強をして学校に入るだけでそれなりに社会的な地位を得られて、お給料をもらえる仕組みになっているんです。一言で言うと、勉強はすごくコスパがいい。

学歴社会というのは、特別な才能が無い人間の救済措置が取られている社会といえます。諸般の事情でそこから溢れてしまう人もいるけれども、大勢の人間がこの仕組みで救われているのも事実なんですよね。

 

以上のことから、才能のない人間(そしてそれを自覚している人間)ほど自由になるために勉強すべきだと思っています。

 

以前日記にも書きましたが、私が通っていた中学校は、先生も生徒も死ぬし、同級生は妊娠するし、学校は放火されるし…というとんでもない環境だったので、ここから抜け出すにはどうしたらいいんだって本当に真剣に現実的に考えたんです。

夢見てる暇が無かったというか、何かしないとこの環境でずっと生きて行かないといけなくなるんだという圧倒的な現実が目の前にあって、自分の生き方をある程度選ばないといけなかった。

 

何か才能がある人はそれを生かしたらいいと思います。勉強は選択肢を広げるコスパの良い方法ですけれども、抜きん出た才能があってその道に決めている人にとっては別に必要ないことだと思います。

でも、何の才能もなく、それでも自力である程度自由な生活を手に入れたいのであれば、やっぱり勉強が一番いい。

 

将来のことはわかりませんけれども、今の環境には満足しているので、自分の考えをまとめてみました。