昨日、女をディスってマウント取ってからお茶などに誘ってくるサイコナンパ野郎は滅びてくれという記事を書いたのですが、どうやらThe rules of the gamesというナンパ指南本にテクニックとして書いてあるようですね。
多分それをバカみたいに真正面から受け止めて実践してきた奴が昨日の男なんでしょうね。
私はこの本を読んでいませんが、別にナンパじゃなくても、なぜかこちらを貶したりバカにしたりするのに付き合ってほしいとか言ってくる男って結構います。
なんでこいつら女を嫌な気持ちにさせてOKもらえると思ってるんだ??バカなのか????ってずっと思ってたんですけど、昨日のナンパを経てやっと分かりました。
落としたい相手を貶すことで、相対的に自分は価値ある人間なのだと錯覚させ、セックスが出来ると信じている男が一定数存在するという事実。
これを無意識なのか意識的なのかは分かりませんが実践している男性によく考えてほしいんですけど、お前らはこのテクニックを使う前に人間を見る目を養った方がいい。
このテクニックで落とせるのは異常に自尊心の低い人間だけです。
私も別に自信満々の人間ではありませんし、身長や性別に対するコンプレックスは多少無きにしも非ずです。ですが、たいていの人は多かれ少なかれ何かしらコンプレックスを抱えているでしょう。むしろ自分にな~んの不満もない!って人間の方が希少だと思います。
そしてその大多数の人間は、他人から自己中心的な貶しを受けて「ダメな自分を理解してくれている!この人は他人にも分かるくらいダメな自分より上の人なんだ!」と思うほど自尊心低くないんですよ。相手を貶してマウントを取るというのは即ちこの心理を誘発することにほかなりません。
所構わずこのテクニックを使って相手を落とそうとしているバカが、相手がこのような心理に陥るくらい自尊心の低い人間だと見破れるとは到底思えません。
まあ、意識的に使ってる人はこの当然の論理に気づかない頭お花畑ですし、無意識に使ってる人はおそらくあまり自分に自信がないにもかかわらずそれを隠して他人と付き合いたいという欲求を持っている人でしょうから、こんなこと言ったところで多分この手の男は減らないだろうなあとは思っているんですけど。
言葉遣い粗くて申し訳ないですが、あくまでこの手の男に向けた言葉ですし、私はこの手の男にさんざん嫌な思いをさせられてきた女なのでイーブンです。