最近どう生きていこうかな〜って考えていると、真っ先に結婚のことが思い浮かびます。30目前の女にありがち。
別に経済的に困っていないし、どうしても子どもが欲しいわけじゃないし（嫌いでもないけど）、仕事との兼ね合いみたいな話も出てくるし、大してしたいわけじゃないんだよなあ…
と思う一方で、どうせするなら今くらいにしておいてもいいんじゃないかなあ、早い方がいい相手が見つかると（一般的には）言うし、ダメだったらやめればいいんだし、いつかするなら今したほうがいいよなあ…
とかも思ったりして、結婚のメリットとデメリットの間で揺れています。
昔と比べると、女は経済的な理由からある程度解放されたし、男も社会的なイメージ（家庭を持っていないと一人前じゃない）から解放されて、ぜいたくな悩みだと思います。先人たちの戦いに感謝しつつ。
多分正解なんてないし、結婚してもしなくても幸せかどうかは自分の行いによって決まるのは分かっているのですが、これだけうだうだ考えているとやっぱり自分は結婚した方がいい人間なのでは？と思えてきました。
いまだに「それなりの歳になったら結婚するのがふつう」という風潮がある以上、これから先もっとそのようなことを言われたりプレッシャーにさらされる機会が増えるでしょう。
そしておそらく、結婚しないを選択する人はそれだけの明確な理由を持っているか、プレッシャーを感じない人が多いような気がします。本来はただの選択肢の一つであるべきなんですけど。
私はなんだかんだ気の小さい人間なので、こうやって悩んでしまう。だったら、した方がいいんじゃないかと思うんですよね。結婚って「縛られる」ようなイメージがあるけど、結婚した方が逆に自由になれるような気もするんです。（そういえばこんなこと言ってる写真家がいたな。高橋歩だったかな。結婚してもっと自由になった、子どもが産まれてもっと自由になったって言ってた。同じ意図じゃない気がするけど。彼はもっと前向きな意味で言っている気がする。私はそこまでまだ分からない。）
もし結果ダメでも、とりあえず一回やっておけば結婚の良いも悪いも分かるだろうし。
でもなあ、彼氏とそういう話しないんだよなぁ。そして結婚の意思確認をすることで急かすみたいな感じになるのも嫌だ。そこまで自分自身思い切れてない。
かといって全くそういうつもりがないのに付き合い続けてても…って気持ちもある。
一応、具体的に話はしないものの、それなりに先を考えてそうな空気は感じるし…（今までクソ男とばかり付き合ってきたから、全く考えてない野郎とまともな男の差くらいなもんだけど）
自分はどれくらいのポテンシャルがあるのか結婚相談所とかで見てみたい気もするけど、お金も結構かかるし神経すり減らしてよく知らない人と結婚まっしぐらになるんだったら学生時代の同級生でちょっと他にいないくらい仲が良い男友達とかとどうにかなるのでいいんじゃないかと思う気持ちもあり…（もちろん相手が受け入れてくれるかどうかは別だよ！可能性の話だよ！）
というか、家事が嫌いだから結婚相談所とか無理かも。多かれ少なかれ必要なことだしやらないつもりではないんだけど（一人暮らしなので掃除洗濯普通にやるし、料理は実家で小さい時からずっとやってきたので出来ないわけではない）、家事は基本的に妻の仕事だけど俺もたまには手伝うよ、あっもちろん共働き前提ねみたいなテンションでこられたらぶん殴ってしまうかもしれない。
婚活ブログとか見てると、女は一に年齢、ニに美貌、三に家事能力！人気職業はCAと秘書！っていう30年前の価値観か？みたいなのが普通に重視されているから、そもそも婚活業界自体に足を踏み入れるのが間違っている気がする。男性に求められるスペックも30年前と同じだから（いわゆる3高）、婚活業界自体の価値観が時代遅れなわけです。まあ婚活してる人って親に言われてやってる人も多いし、親の時代の価値観にある程度染まるのも仕方ない。
郷に入っては郷に従えでクソみたいな価値観やなと思いながら自分の意思で入った以上従うべきなわけで、そういうものに自分を合わせたくなかったらそもそも足を踏み入れちゃいけないんですよね。とか言うならそもそも結婚しなきゃという呪縛から自分を解き放てよという話でもあるんですけどね。
男友達は男友達で、私に彼氏ができる前は一緒に何回か長期間海外に行ったり、今でもよく遊ぶし、何回も告白されては断っているので付き合ったりはできるだろうなと思いつつ、甘ったれだったりチャラかったりでイラッとすることも今まで何十回もありこの人添い遂げられるだろうかと思ったり…
どこに行っても難しい部分はある。ただ、どれかは選ばないといけないのだよね。
まあ要は自分が自分の意思を固められてないのに他人に期待するなって話だよなあ。
もうちょっと考えよ。
