先週末、実家に帰ったんですけどね。
まあ、親世代からしたら29歳で結婚してない女っていうのは、「いきおくれ」なわけです。
大半の女の人は、結婚しないと生きていけない時代だったからね。社会の構造的に。
男性も結婚して一人前と言われるような時代だったから、
両親は男女共に積極的に結婚しようとしていた時代に生きているわけです。
で、そういう価値観を変えるのは難しい。
だって、その常識の中で何十年も生きてきたわけだから。
だから、そのこと自体を否定する気は全くない。
だがな、父親のこの言葉には堪忍袋の緒がきれた。
「ママの時代はな、女はクリスマスケーキって呼ばれてたんだぞ、何でか分かるか?」
「25歳になるといきおくれて結婚できなくなるから」
「お前のママはギリギリで結婚したんだぞ、なあ!」
うるせえ、ぶっとばすぞ
とは言わずに、
「嫌な言い方だね、人をモノとしてしか見てないからそういうことが言えるんだね」
と言ったところ沈黙しました。
私たちはね、戦っていかなきゃいけないんですよ。
本当は、親だろうがなんだろうが、人の生き方はその人が決めるもので、自立して迷惑をかけない限り口出しできるものじゃないはずなんですが、
おばあちゃん世代くらいまでは親が子の人生を決めるのも普通のことだったと思うので、そういう風潮が残っていてもおかしくない。
これ、結婚だけじゃないんですよね。
たとえ結婚しようが、子どもは?2人目は?って要求がエスカレートしていくだけなんです。
だから、これくらい仕方ないって諦めんじゃねえぞ。
私たちの戦いは、多分一生続いていく。
前の世代と違う生き方を望む限り、それは仕方ないことなんだ。
だから、戦え!