ひとりごと

アラサーOLが、考えたこと、見たもの、食べたものなどを淡々と綴るつまらない日記です

【ドラマ】空飛ぶ広報室(2013)

もともと高校生の頃から有川浩先生の軍事組織を舞台にしたラブコメは大好きでした。

 

文体は本人が自称している通り「ラノベ」ですし、なんというか言葉の取り回しみたいなものは好きか苦手かで言えば正直苦手なのですが、話が抜群に面白いんですよね。

 

というわけで、話が面白いのは分かった上で、先日コロナ禍における医療従事者への感謝を示すための東京上空ブルーインパルスのフライトを見てふと読みたくなったんですよね。(単純)

せっかくならドラマを見てみようかなと思い、見始めたところ、いや〜これが…面白い。

 

まず役者がいい。

天然で爽やか可愛い綾野剛、ひょうきんで信頼できる柴田恭兵、みんなの心の拠り所でありながら所々くすっとさせるムロツヨシ、お調子者でムードメーカーな要潤、気も言葉も強いガッキー。

よくこのキャスティングをしたなと思いました。

ガッキーといえばほわほわ可愛い女子、綾野剛といえば整った個性的な顔でサイコなキャラを演じることが多いイメージです。主役の2人からして「そこでその人を持ってくるか!」というキャスティング。だけど、これがはまってるんですよね…

 

正直そこまで綾野剛がカッコイイ!と思ったことがなかったのですが(もちろんイケメンだとは思ってましたが)、この作品を見てすごくかっこよく見えてきました。役者なんだな。

 

あとは空自が全面協力というのもいいですね。

制服や戦闘機などてんこ盛りで、個人的には戦闘機やレーシングカーなどかっこいい乗り物が好きなので画面を見ているだけでも楽しかった。

 

脚本も良かった。もちろん原作は本なのですが、ストーリー展開などラブコメの見せ方がうまい。

ちゃんと2人の成長ムービーになっているのに、ラブもしっかり織り込んでいく。

そして最後は震災という重いテーマを希望に昇華していく。

 

あまりドラマって見ないのですが、次が気になってほぼ徹夜しながら見てしまいました。

 

こんなにハマったのはGood Luck!!以降かも…